広西南寧蚕種が「新糸路」に初輸出

先日、ヨン州税関の検査検疫に合格し、広西南寧市ヨン州蚕種有限会社が育成した500箱の「菁松x皓月」蚕種は順調に「一帯一路」沿線国家のトルクメニスタンに輸出され、広西蚕種が中央アジア諸国に輸出されたのは初めてだ。

ここ数年来、「世界蚕業は中国を見、中国蚕業は広西を見る」という新しい構造の形成に伴い、南寧は区位、技術及び良好な蚕業生産基礎によって、積極的にその中に溶け込んでいる。また、わが国と「一帯一路」沿線諸国と地域との経済貿易往来が日増しに密接になるにつれて、養蚕という伝統的な農事は新しい活力と国際要素を溶け込み、「一帯一路」沿線諸国との経済貿易交流の新しい担体となっている。広西南寧市ヨン州蚕種有限会社が育成した蚕種は繭の生産が高く、繭糸の良質さ、耐フッ素性が強いなどの特徴を持ち、国外の取引先の興味を引き起こした。

「輸出する前に、税関はずっと私たちのことに関心を持っていて、蚕種のトルクメニスタン輸出の要求を理解してくれて、疫病の間に輸出がどのような情報を理解する必要があるかを指導してくれました。各方面の条件が輸出の要求に合っていることを知ってから、私たちが心配していた心はやっと下ろしました」。広西南寧市ヨン州蚕種有限会社の責任者は言った。蚕種は保存環境、貯蔵時間に厳格な要求があり、輸送時間が長すぎると蚕種の生存率に影響を与える。ヨン州税関は農産物の輸出手続きを最適化し、現場の検査を優先的に手配し、動物衛生証明書をタイムリーに検査し、発行するなどの措置を通じて、蚕種の時間通りの輸出を確保した。

「これらの蚕種の順調な輸出を保証するために、私たちは専任者を手配して蚕種の生産情報をリアルタイムで追跡し、トルクメニスタンの輸入蚕種に対する検疫要求を事前に把握し、企業に防疫消毒措置をしっかりと行うよう指導し、企業が法に基づいて規則に従って申告するよう指導した」。ヨン州税関監督管理課の関係者は紹介した。

新冠疫病の初期、疫病の影響を受けて、蚕種の輸出量は大幅に減少し、企業が育成した蚕種の輸出は望みがなく、一部の国の蚕業は「滅種」の境地に直面している。国内の疫情情勢が好転するにつれて、蚕種の輸出は次第に暖かくなり、技術含有量に富む良質な蚕種資源は、「一帯一路」の東風に乗って中央アジア諸国に飛来し、蚕業の技術輸出を実現し、「一帯一路」沿線諸国との経済貿易協力交流を持続的に推進した。

(出典:南寧晩報)