2020/2021年度の我が国の輸入綿花は前年比90%増加しました。

税関の統計データによると、2021年3月の中国の輸入綿は28万トンで、2月より1万トン減少し、約3%の減幅となりましたが、2020年同期より8万トン増加し、同40%の増加となりました。2020/2021年度以来（2020年9月～2021年3月）、我が国の累計輸入綿花は約194万トンで、前年同期比90%増加しています。その中で、米綿、ブラジル綿、インド綿、西アフリカ綿などは上位にあり、中央アジア綿（主にウズベキスタン綿）の輸入量は大幅に減少し続けています。ギリシャ綿、メキシコ綿、アルゼンチン綿などの小規模生産地、ブランドは小口輸入に分かれています。

一部の渉綿企業によると、2020年上半期に新型肺炎の発生状況の影響を受けた綿の輸入量は基数が比較的低く、ワクチンの世界的広い範囲で接種して綿の消費を迅速に回復させ、反発させたが、2020/2021年度以来、中国の綿の輸入は前年比90%以上の伸びを見せていることには驚かされた。2021年第一四半期の我が国の累計輸入綿花は97万トンで、同59%の伸びを見せたため、本年度の綿花輸入の伸びは2020年9月から2020年12月に集中している。