「アジア第一国際靴展」広州で開幕&Nbsp ;展示会面積の拡大

「アジア第一国際靴展」と呼ばれる第20回広州国際靴展が1日開幕した。輸出情勢が好調なため、展示会の面積は前回より2割増の5万平方メートルに達した。今回の展示会では、業界の製品設計革新への関心は空前のものとなった。

20回開催された広州国際靴展はアジアで最も影響力のある製靴工業貿易展覧会であり、業界関係者が毎年最も見学する展覧会の一つである。オーストラリア、タイ、アメリカ、イタリア、台湾など5大陸24の国と地域から来た1000社以上の製靴工業企業と大型地域の展示団が今回の靴展に登場し、最新の靴業科学技術設備と良質な皮革を展示し、外資企業は展示者総数の約50%を占めた。

同時期には、世界11の国と地域の製靴業界のメンバーで構成された「国際靴業界会議（IFC）」が主催する国際靴デザインコンテストの決勝戦も開催された。業界関係者によると、靴のデザインは靴業界の持続的な発展の中で重要な役割を果たし、業界のオリジナルデザインへの関心は、製品のデザインレベルの向上を推進し、製品の競争力を強化する。

中国の皮革・製靴業界の研究革新と新技術の産業化を奨励するため、中国唯一の国家授権を受けた皮革・製靴業界の最高賞「段鎮基皮革・製靴科学技術賞」の授賞式も1日、展示会で行われた。同賞は2005年に中国科学技術部などの許可を得て設立されたもので、当時、段鎮基は中国の皮革と製靴業界で唯一の中国工程院院士だったという。

主催者側の予想によると、世界の靴生産国や消費国からの専門観客は延べ3万人を超えるという。中国製靴の9割を占める中国大陸の5大製靴工業区と香港・マカオ・台湾地区の靴商工会議所、インド、ブラジル、タイなどの主要な靴生産国の靴商工会議所はいずれも代表を派遣して今回の展覧会を見学した。